古い和式トイレは、便器が黄色く変色していたり、どことなく臭いがこもっていたり。そろそろ我が家も洋式トイレにしたいけど・・・

そんな方々のために、和式と洋式それぞれの特徴からリフォームの相場や方法、注意点まで、詳しくご紹介しちゃいます。迷っている方、必見ですよ!

 

「和式VS洋式」 様式の違いを徹底比較!

 

そもそも洋式トイレは、日本でどのくらい普及しているのでしょうか。総務省統計局の「平成20年住宅・土地統計調査」によると、2008年の段階で、一般住宅の洋式トイレの保有率は89.6%に達しています。かなり高い普及率を誇っていると言うことができるでしょう。

家庭の外に目を向けてみても、駅やショッピング施設などでも和式トイレだけでなく洋式トイレを多く見かけるようになりました。一例として、和式トイレの代名詞とも言える学校のトイレ事情を見てみましょう。

文部科学省が昨年11月に発表した「公立小中学校施設のトイレの状況調査の結果について」によると、公立小中学校のトイレの43.3%がすでに洋式となっているようです。校舎の老朽化なども考慮に入れると、今後もこの数字は増加していくことが予想されます。

 

-和式トイレのメリット&デメリット

それではなぜ、和式トイレが減っているのでしょうか。そのメリットとデメリットを見てみましょう。

[和式トイレのメリット]

・排便しやすい

和式トイレで用を足す場合にはトイレの上にしゃがむことになりますが、この「しゃがむ」という行為によって、背骨が伸びてお腹に力が入りやすくなり、排便がスムーズに行えると言われています。今でも和式の方が「踏ん張りやすい!」という声はよく聞かれますね。

・掃除しやすい

形状がシンプルで、出っ張ったり引っ込んだりしている部分が少ないので、掃除が楽であるということもメリットとして挙げられます。

・お尻が汚れない

便器にお尻が直接つくことがないので、他の人が座った便座には座りたくない、という方には根強い人気があります。

 

[和式トイレのデメリット]

・足腰への負担が大きい

しゃがんだり立ったりという行動の繰り返しや、しゃがんだ姿勢をキープすることは、やはり足腰への負担が大きく、特に高齢者や介護の必要な方には大変な動作となります。

・臭いが発生しやすい

便器の槽が浅いため、排便時に臭いが立ち悪臭となりやすく、不衛生な印象となります。

・トイレが詰まりやすい

一般的に和式トイレは水の勢いだけで洗浄するものが多いので、便やトイレットペーパーが上手く流れなかったり、詰まってしまったりする場合があります。

・故障の際の修理が大変

和式トイレは埋め込み式で簡単に取り外すことができないため、何らかのトラブルで修理が必要となった場合は大掛かりな作業が発生してしまいます。

・小さいお子様が使えない

先ほどのデータの通り、公立小中学校のトイレの4割以上が洋式となっています。恐らく、公立以外の学校も計算に入れるとこの数字はもっと上がるでしょう。近い将来、過半数のお子様たちが和式トイレを使ったことがないという時代が来るかも知れません。

-洋式トイレのメリット&デメリット

一方、9割近い普及率を達成している洋式トイレに関しても、メリットとデメリットはもちろんあります。

[洋式トイレのメリット]

・姿勢が楽

椅子に座るような姿勢で用を足すことができますので、足腰への負担はありません。高齢者や介護が必要な方でも楽に排便することができます。

・衛生的である

温水洗浄便座を取り付ければ、お尻を水で洗浄できますので、皮膚を清潔に保つことができます。また、抗菌・脱臭機能の付いた洋式トイレであれば、排便後の臭いや汚れを防ぐこともできます。

・寒い冬でも快適

同じく温水洗浄便座を取り付ければ、便座などの温度調節ができるので、冬などの寒い日でも快適に過ごすことができます。

・節水効果がある

和式トイレなど古い便器で使用する水の量は、1回の洗浄で50年前のトイレで約20L、現在では8Lです。一方、最新の洋式トイレの場合、3.8Lまで下がっています。私たち人間がトイレを使う頻度は変わりませんので、かなりの節水効果があると言うことができます。

 

[洋式トイレのデメリット]

・掃除が大変

洋式トイレは複雑なパーツが組み合わさってできていますので、細かい部分まできれいに掃除をするのは大変になります。

・お尻が便器に触れる

洋式トイレは便座に腰を下ろしますので、当然、お尻が便器に直接触れることになります。

-なぜ洋式トイレに変えるのか

このように、和式トイレと洋式トイレの双方にはメリットとデメリットがありますが、比較してみると、体への負担や衛生面の不安といった和式トイレのデメリットを、洋式トイレが解消してくれていることがお分かりいただけると思います。

特に、現在でも和式トイレをお使いのご家庭ではトイレそのものがかなり古くなっていることが予想されますが、衛生面にしても故障などのトラブルにしても、老朽化が進めばますます不安は拡大していくこととなります。

一方、洋式トイレのデメリットとして声の多い「掃除のしづらさ」「お尻が便器に触れる」という点は、専用の掃除グッズや除菌クリーナーといった商品で補うことができてしまいます。

洋式トイレにリフォームすることのデメリットは、ほとんどないと言っても過言ではなさそうです。

 

「和式から洋式へ」 リフォームの種類と金額を徹底検証!

 

それでは、和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合、費用はどのくらいかかるのか、どんな工事が必要なのか・・・などなど、ポイントとなる注意点を詳しく見ていきましょう。

-費用の相場はどれくらい?

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合の費用は、一般的に30~60万円程度が相場の目安となります。この差はリフォームする新しい洋式トイレの種類にるもので、おおよそ下記のように分けることができます。

 

・組み合わせトイレ

便器、タンク、便座をそれぞれ組み合わせる、最も一般的な洋式トイレです。
リフォーム費用は18~40万円程度です。

・一体型トイレ

便器、タンク、便座がすべて一体となった洋式トイレです。
リフォーム費用は20~50万円程度です。

・タンクレストイレ

タンクがない最新型のタンクレストイレの場合、リフォーム費用は25~60万円です。

 

一般的なトイレのリフォームは、その費用の大部分がトイレそのものの価格であり、リフォームのための工事費用は設置だけで2~5万円程度です。しかし、和式トイレから洋式トイレにリフォームをする場合は反対に、工事費用が全体の6割程度を占めることになります。

-どんな工事が必要なの?

 

和式トイレと洋式トイレでは構造や配管位置も全く違いますので、既存の和式トイレの解体から配管の移設、コンセントの新規設置など、様々な工事が必要となります。便器を取り換えるだけのリフォームとは違い、トイレそのものを全く新しくするという風に考えた方がしっくりくるのではないでしょうか。

必要となる工事の具体的な内容は、このようになります。

  • 解体処分費用:2万円~3万円
  • 大工工事:3万円~4万円
  • 配管関連工事:5万円~6万円
  • 便器取付工事:4万円~5万円
  • 電気工事:2万円~4万円
  • 床や壁の工事:4万円~8万円

その他にも、ドアをバリアフリーにしたり、内装も和風から洋風に変えたりといった場合には、もう少し費用を見ておく必要があります。

また、ここまで費用は捻出できないけど、どうしても洋式トイレにしたい、という方には、TOTOが特許を取得している和洋リモデル工法や、スワレット、和風アタッチメントといった簡易取り付け型洋式トイレなど、現在の和式トイレを生かして工費を抑える方法もありますので、トイレリフォーム業者に相談してみると良いでしょう。

-くつろぎホームならどれくらいでできる?

ご紹介した相場は、一般的なリフォーム業者が工事を行った際の価格帯になります。水回りを専門とするくつろぎホームの場合ですと、基本工事費込みで、こちらの金額でトイレリフォームが可能です。

・組み合わせトイレ

 例)LIXIL アメージュZ+普通便座 140,484円(税別)~

・一体型トイレ

 例)LIXIL ベーシアシャワートイレ 165,000円(税別)~

・タンクレストイレ

 例)Panasonic アラウーノSⅡ 196,000円(税別)~

    Janis スマートクリン(業界最小クラス奥行645㎜) 188,000円(税別)~

くつろぎホームでは、創業以来水回りのリフォーム実績によって蓄積されたノウハウを生かし、他にはないコストパフォーマンスを実現するための様々な企業努力を続けてまいりました。

共同仕入れにより商品価格を抑えるのと同時に、店舗を持たずネット運営にすることで営業コストを徹底的に削減しました。もちろん、完全自社施工でのすのでマージンもありません。

トイレのリフォームをお考えの際は、ぜひくつろぎホームにご相談ください。

 

「和式トイレを洋式トイレへ交換」くわしくはコチラ>>

 

 

他にもあるぞ!洋式トイレへのリフォームの注意点

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合には、相場や必要な工事の詳細の他にもいくつか注意すべきポイントがありますので、ご紹介します。

-機能に注意!

現在の洋式トイレには、暖房温水洗浄便座や脱臭機能、フタ自動開閉、全自動洗浄などなど様々な機能が付いています。もちろん、高機能になればなるほどトイレ本体の価格は上がりますので、現在の家族構成や使用頻度などを考慮し、本当に必要な機能をきちんと精査することが必要となります。

トイレリフォーム業者の勧めるがまま高い金額を払って最新の洋式トイレにリフォームしたのに、いざ使い始めたらほとんど使わない機能だらけだった!というケースもありますので、ご注意ください。

-広さに注意!

和式トイレは、洋式トイレと比較してスペースが狭いことが多く、中には0.3坪(畳半分程度のスペース)に満たないケースもあります。このような狭いトイレスペースで組み合わせ型の洋式トイレにリフォームする場合、タンクをスペースの角に設置するコーナータイプの洋式トイレを使用しますので、費用は割高になります。

場合によっては、トイレスペースの拡張工事が必要になるケースもありますので、事前に確認しましょう。

ちなみに、くつろぎホームでは、コーナー設置プランを基礎工事費込みで196,640円(税別)からご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

-工事期間に注意!

便器を取り換えるだけのトイレリフォームでしたら工事は1日で終わりますが、和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合は最低でも2日はかかってしまうことがほとんどです。

また、コンクリート処理やタイル貼りといった湿式工法が必要な場合などには3~5日かかることもありますので、その間はトイレが使えないということを考えておきましょう。

なお、2日でトイレリフォーム工事が済む場合には、1日目の最後に便器を仮設置して使用できる状態にしておき、翌日には再度取り外して工事を進めるという方法もあります。トイレリフォーム業者に「夜間も使える」ように相談してみてはいかがでしょうか。

-介護保険が活用できるかも!

バリアフリーを目的とした住宅改修工事には、介護保険の活用をおススメします。トイレのリフォームも介護保険の対象となっていて、介護認定を受けている方がいる場合、認定のレベルに関係なく費用の9割(上限18万円)が支給されますので、実質1割の自己負担でトイレリフォームを行うことができます。ぜひ、地域のケアマネジャーの方に相談してみてください。

※支給額はお住まいの地域によって異なります

 

「和洋リモデル工法」くわしくはコチラ>>

>>2-3        「TOTOの特許、和洋リモデル工法って何?」

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。和式トイレから洋式トイレへのリフォームには様々なメリットがあることが、ご理解いただけたことと思います。最新の洋式トイレは、和式トイレでは考えられなかった「便利」や「快適」で溢れていますので、ぜひこの機会に、洋式トイレへのリフォームを検討されてみてはいかがでしょうか!